いよいよ試験当日…準備万端な人も、ノー勉で迎えた人も、読んでいただいた方が、穏やかに、前向きに、試験の1日を過ごせるような心構えを書いていきます。
・忘れ物ないかな… ・なんだか不安でモヤモヤする… ・試験受けなれてる人は当日どう過ごしてるんだろう??
今までに7回、情報処理技術者試験を受験してきた、わたくし踊る阿呆の経験から、こんな疑問に答えられればと思います。
前日夜までにやっておくこと
当日、気持ちよく試験を受けるためには、前日までにこれらを準備しておきましょう。そして、これらの準備が終わったら、なるべく早く寝て、元気に試験当日を迎えましょう!
受験票の証明写真
受験を申し込むと、受験票が送られてきます。試験を甘く見ていると、封筒から出しもせず、前日まで放置…なんてことも…
受験票が届いてから、受験者がやらなければいけないことがあります。
1.氏名・住所を書く 2.証明写真を貼る
氏名、住所は書けばいいだけなんですが、証明写真を貼っておらず、当日気づくと焦ります。私も、当日朝駅で写真撮ってからいけばいいやーと甘く見ていたときがありまして…
まず、駅にあると思ってた証明写真機がなくなってた!必死にスマホでググって、近くの証明写真機を探し、やっとの思いで証明写真をゲットしたものの、写真を貼る前には、ハサミかカッターで切らなければならない…コンビニに走り、カッターをゲット(ハサミよりカッターのほうが少し安かった)
あ、ノリがなければ貼れないじゃん!また、コンビニに戻りノリをゲット…
道端でうずくまり、写真を切って貼って、するのでした…
当然、受験会場入りはギリギリになり、動悸が収まらない中、試験に入って行くのでした…
前日やっておけばどうってことない作業なので、めんどくさがらずに、忘れずにやっておきましょう!
筆記用具準備
基本情報技術者試験はマークシートのみなので、
1.とりあえず書けるシャープペンシル2本 2.替芯 3.消しゴム
があればよいかと。万が一壊れたり、落としたりすると焦るので、予備用に2セットずるあるとなおよいかと思います。(落としても試験監督に言えば拾ってくれるので、焦る必要もないのですが)
応用情報以上になってくると、午後に記述式の問題が出題されます(大学受験の現代文みたいな問題)。特に高度区分で午後Ⅱに論述試験があるもの(システム監査技術者、ITストラテジスト、プロジェクトマネージャ、システムアーキテクト、ITサービスマネージャ)は原稿用紙6〜7枚分(最低2,200文字、できれば2,500文字くらい書けるとよいとされています)の論述を手書きするという拷問になります。
日頃、PC作業に慣れ、物理的に書くことを忘れた現代人には、相当キツイ作業なんですよね。なので、ストレスを少しでも減らすべく、書きやすい、書き続けられやすいすシャーペンを持っておくと安心です。
これは、ある程度事前に試して、疲れないことを確認しておくといいんですが、忙しいサラリーマンにはそんな時間もないですよね…
私が7回の受験で使ったなかで、よかったシャープペンシルを紹介しておきます。
1.ぺんてる スマッシュ シャープペン 0.5mm(Q1005-1)
スマッシュ シャープペン 0.5mm ぺんてる Q1005-1 送料無料 価格:870円 |
こちらは、建築業界の方が、製図などをする際にも選ばれる、書きやすさ、持ちやすさがバッチリのシャープペンシルです。
2.三菱鉛筆 クルトガ シャープペンシル スタンダードモデル 0.5mm(M54501P33)
価格:489円 |
こちらは、近所の本屋で試験前日に急遽買ったシャーペンでしたが、先端がくるくる回って、常に尖った箇所でスムーズに、書ける、というスグレモノ。書き心地が一定なのも、疲れにくい要因なので、おすすめです。
ポケットティッシュ
試験が始まる前の注意事項説明で、机の上に出しておけるものについて説明があります。
1.受験票 2.筆記用具 3.ポケットティッシュ 4.必要に応じて、薬など
当日鼻水で集中できない、くしゃみが出るとき押さえたい、などポケットティッシュはあったほうがよいです。最近の試験では、ポケットティッシュを入れ物から出して、紙だけ置いておくよう指示が出たりします。
試験会場への道順確認
当日、道中迷うと焦りますし、遅刻のリスクもあるので、道順はちゃんと確認しておきましょう。Google Mapのストリートビューで、道中の画像まで確認できる、便利な時代に生まれてきたことに感謝しましょう。
持ち物、試験日の着替え
ここまで来たら、持ち物をカバンに入れ、明日の着替えを用意しておくことをオススメします。試験当日は余計な判断で脳のキャパを使わないよう、出来る限り前日に準備しておきましょう。朝ごはんまで用意しておけると完璧ですね。
最後のタスクは、ゆっくり寝る!前日やることで一番大事かもしれません笑
当日朝やること
余裕を持って起きる
準備は前日完璧に済んでいますが、余裕をもって起床することで、ゆったりした時間が流れます。朝、余裕のある時間を過ごすことは、心に余裕を与えることになります。
試験に限らず、大事なイベントがある日は余裕を持って起床することを心がけています。(あくまで、心がけている、だけで、全然完璧に実践できてはいませんが…)
昼食を買っておく
試験会場には、結構大勢の受験生が集結します。試験自体もそうかもですが、熾烈な昼食争いも発生します。私は東京都内在住なので、地方はそこまででもないのかもしれませんが、昼時、最寄りのコンビニ、牛丼チェーン、ファーストフード店は行列します。
時間の余裕は、心の余裕、と当日朝のパートでもお伝えしました通り、ランチタイムにバタバタでかっこむように昼食を食べると、午後試験のパフォーマンスに確実な悪影響を及ぼします。
試験会場に向かう道中で、飲み物と昼食、休憩中に間食が必要な方は間食も(チョコレートなど)買っておくといいです。
会場までの移動中にやること
当たり前ですが、移動手段が公共交通機関の場合のみです。ご自身で運転される方は運転に集中してください(笑)
やったとしても、午前問題(4択問題)の過去問WEBサービスを軽く流す程度
個人的に大学受験の頃から、当日になって参考書を読み返すことは、あまりよくないと思ってます。そこでインプット出来る情報はたかが知れているにも関わらず、自分の認識が間違っていることに気づくと、パニックになるリスクがあります。
メリットに対して、デメリットが大きいと感じているので、参考書は持っていかない、くらいのほうがいいと思っています。
ただ、午前問題(4択)はある程度回答を暗記する勝負みたいな部分もあるので、下記のような過去問サイトで、この復習に当てるのはアリかな、と思います。あくまでも、やるならこの程度にして、心を落ち着かせることに注力したほうが、いいと思います。
基本情報技術者過去問道場https://www.fe-siken.com/fekakomon.php
応用情報技術者過去問道場https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
プロジェクトマネージャ過去問道場https://www.pm-siken.com/pmkakomon.php
システムアーキテクト過去問対策.comhttps://ids.information.jp/sa/
試験会場についたら
じたばたしない
会場には、見るからに頭の良さそうな人や、付箋びっしりの参考書をギリギリまで確認している人などいて、なんだかとってもすごく見えます。自分全然ダメかも…と思わせられるかもしれません。私も毎回、心の片隅に弱気が芽生えるのですが、正直、当日ジタバタしても結果は変わりません笑
元も子もありませんが、どっしり構えて、来るなら来い!くらいの意気込みでいるほうが、試験中は余裕をもって取り組めます。
結果を気にせず楽しむ!
さいごに、試験にチャレンジして、当日を迎えた、これだけで価値のあることだと、わたしは思います。
試験の出来、不出来にとらわれず、普段なら来ない駅、場所、試験会場、教室や試験独特の雰囲気など
非日常を楽しんで、そこに飛び込んだ自分を褒めてあげながら、ニコニコしながら(ホントに笑ってると少し気持ちわるいかもなので、心の中でがいいかも笑)、試験に臨んでいただければ、と思います。
心から、応援しています!いってらっしゃい!
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